御嶽山、犠牲者56人に 1人の死亡確認

2014/10/12付
保存
共有
印刷
その他

御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県警は11日、同日の捜索の結果、山頂下の岩場で見つかったのは、男性1人のほか、別人の体の一部だったと発表した。男性の死亡を確認するとともに、長野県南箕輪村の信用金庫職員、高木啓光さん(37)と特定した。死因は損傷死で、犠牲者は計56人となった。

噴火から2週間。高木さんは長野県災害対策本部が行方不明としていた8人に含まれ、残る不明者は7人となった。

県警や自衛隊によると、いずれも発見場所は、頂上の剣ケ峰下の急斜面。火山灰の中から最初に体の一部が見つかり、周辺を調べたところ、大きな岩に挟まった状態の高木さんを発見。バールなどで岩を動かし運び出した。体の一部は複数見つかり、県警がDNA鑑定を進め、同一人物かどうか調べる。この人物が死亡したとは断定できないとしている。

11日も警察、消防、自衛隊の総勢約550人を山頂付近に投入。これまで捜索した場所で再度、見落としがないか調査を進め、午後4時半ごろ、この日の活動を終えた。

御嶽山周辺では、台風19号の接近に伴い、週明けにも雨が降る見通しで、捜索は難航が予想される。〔共同〕

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]