2019年1月24日(木)

三島のSF小説原稿公開 「美しい星」映画化を記念

2017/5/11 9:15
保存
共有
印刷
その他

作家の三島由紀夫(1925~70年)のSF小説「美しい星」の直筆原稿の一般公開が山梨県山中湖村の「山中湖文学の森」で始まった。同作の映画化を記念した企画展の一環。担当者は「過去に1度展示したことはあるが、本格公開は初めて」と話す。来年5月13日まで。

「美しい星」は核開発競争を巡り宇宙人であるとの意識に目覚めた一家が、人類滅亡を望む宇宙人と論争を繰り広げる三島文学の中でも異色の作品。62年に文芸誌「新潮」で連載された。

原稿は400字詰め用紙約600枚に及び、連載した11回分が製本されている。第1回の原稿では、当初の題名「わが星空」を鉛筆で消し、「美しい星」に書き直していることが分かる。山中湖文学の森にある三島由紀夫文学館の佐藤秀明館長は題名の変更について「三島の中で宇宙から地球を見る視点に変わった」と指摘する。

原稿は今月26日公開予定の映画「美しい星」に合わせた企画展「三島文学とその映画」の中で展示。このほか、同作の創作ノートや出演者の衣装など、約100点が並ぶ。

三島由紀夫文学館に隣接する徳富蘇峰館で開催。午前10時~午後4時半までで、月曜休館。〔共同〕

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報