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小児がん治療に「オプジーボ」 国立がんセンターが治験

国立がん研究センター中央病院は10日、小児がん患者などを対象に免疫薬「オプジーボ」を使った医師主導の臨床試験(治験)を始めると発表した。乳幼児から思春期の若者の患者26人について、2年ほどかけて必要な投与量と安全性などを確かめる。その後、効果を調べる治験に移る予定。

小児がんは子どもがかかるがんの総称で、毎年2000~3000人の子どもが発症するとされる。患者を集めにくいため、がんの種類ごとに抗がん剤を開発するのが難しい。

対象の病気は、子どもに多い神経芽腫などの固形がんのほか、血液のがんの一種である悪性リンパ腫。有効な治療法がない18歳以下の患者にオプジーボを投与する。

オプジーボは大人の患者に対しては、悪性リンパ腫や肺がんなど複数のがん治療に使われている。高額な治療薬だが、小児や中高生でも安全性と効果を確認できれば、小児がん治療の有望な薬となる可能性がある。

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