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特殊部隊、2カ所同時に突入 仏の立てこもり事件

【ダマルタンアンゴエル=共同】パリの北東約30キロのダマルタンアンゴエルは、田園風景が広がる住民約8千人の小さな町だ。週刊紙銃撃事件の容疑者2人が立てこもった建物は、工場など数軒が並ぶ町外れの一角にある。

特殊部隊員らが包囲するなか、夕暮れ時、突然の銃声と爆発音が起き、建物から白い煙が上がった。程なくして、容疑者2人死亡などのニュースが伝えられた。

封鎖状態となったダマルタンアンゴエルはゴーストタウンのようだった。容疑者らが自動小銃のほかロケット砲のような武器も持っているとの情報も回り、住民は恐怖にさらされた。ラジオは住民に部屋の電気を消し、窓から離れて待機するように呼びかけた。

ダマルタンアンゴエルに住む女性(33)は「わが子の安全が心配だったが、容疑者が死亡して安心している」と、ほっとした表情を浮かべた。

別の立てこもり事件が発生したパリ東部バンセンヌのユダヤ系商店にも、ほぼ同時に特殊部隊が突入した。

女性警官射殺の容疑者とみられる男が立てこもった店内にオレンジ色の閃光が走り、爆発音が何度も響いた。その後、人質とみられる人々が次々と店内から飛び出し、一様に恐怖の表情を浮かべていた。

銃撃された週刊紙シャルリエブド本社に近いパリのレピュブリック(共和国)広場には9日夜も多数の市民が集まり、表現の自由を守る決意を新たにした。

事件後、連日広場を訪れているサンドリーヌ・クリビオさん(37)は「再び同様の事件が起きるのが心配だ。宗教の違いを乗り越え、全ての人が平和に暮らせる国になることを願っている」と話した。

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