バスに車衝突、45人けが 運転の男性死亡 愛知の東名高速

2017/6/10 10:59 (2017/6/11 0:08更新)
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 10日午前7時半ごろ、愛知県新城市の東名高速道路上り線の新城パーキングエリア付近で、反対車線を走っていた乗用車が中央分離帯を乗り越え、観光バスに衝突した。県警高速隊によると、バスの乗客乗務員47人のうち37~78歳の男女45人が負傷。うち6人は肋骨や腕、顔を骨折し、残る39人は軽傷という。乗用車を運転していた浜松市の医師、伊熊正光さん(62)は死亡した。

東名高速道路上り線で衝突事故を起こし、大破した乗用車(上)と観光バス(10日午前、愛知県新城市)=共同通信社ヘリから
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東名高速道路上り線で衝突事故を起こし、大破した乗用車(上)と観光バス(10日午前、愛知県新城市)=共同通信社ヘリから

 現場は片側2車線で、乗用車はバスのフロント上部にめり込む形で衝突した。高速隊によると、近くの反対車線には車が横滑りしたとみられるタイヤ痕があった。高速隊は横滑りした乗用車が中央分離帯を跳び越えたとみている。

 乗用車の伊熊さんは自宅から愛知県内にある病院に出勤途中で、自家用車は修理中で代車に乗っていた。同乗者はいなかった。

 バスをチャーターした旅行会社「トラベル東海」(愛知県豊川市)によると、バスは豊川市から山梨県南アルプス市に向かう途中だった。八ケ岳のふもとのアウトレットモールなどを巡り、午後7時に豊川市に戻る予定だったという。

 バスは東神観光バス(愛知県豊橋市)が運行し、豊川市内の町内会のメンバーら44人と乗務員3人が乗っていたという。同社の斎藤雅宣社長(56)は「ツアーの参加者や家族のみなさまには、本当に申し訳ない。少しでも心を和らげられるよう、誠意を持って今後の対応に当たる」と話した。

 観光バス前方に搭載されていたドライブレコーダーの映像記録によると、バスが走行車線から追い越し車線に移動した数秒後、中央分離帯にぶつかった乗用車が空中で横向きになり、バスのフロント部分に衝突した。激しい衝撃音が響き、車内では女性客らの叫び声が上がった。

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