2019年1月21日(月)

恐竜の頭骨化石を確認 北海道むかわ町

2014/10/10付
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北海道むかわ町穂別で昨年に続き9月に行われた植物食のハドロサウルス科とみられる恐竜の化石の第2次発掘調査で、頭骨である右上顎の骨の一部が採集されたことが10日、分かった。町立穂別博物館と北海道大の研究グループが発表した。

これまでの調査で、尾や大腿骨などのほか、多数の骨の化石が含まれる岩石が採集されている。上顎の一部が確認されたことで、頭から尾までの全身骨格の復元に向けて前進した。

研究グループによると、頭骨は新種かどうかを判断する上で重要な部位となる。ハドロサウルス科恐竜の頭骨は国内で兵庫県洲本市や熊本県御船町でも見つかっているが、上顎が確認されるのは初めて。

上顎の骨を含む岩石は9月22日に見つかり、穂別博物館内で岩と化石を分離する作業が続いていた。恐竜は大腿骨の大きさから体長約8メートル、重さ約7トンと推定。まだ分離作業が始まっていない岩石から別の頭骨が見つかる可能性もある。

現場は中生代白亜紀後期、約7200万年前の水深80~200メートルの海底だった地層。今年の調査は9月4日から月末まで21日間行われ、東京大や筑波大の大学院、東京学芸大の学生らも含めて延べ283人が参加した。〔共同〕

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