両親殺害の男に懲役30年求刑

2015/11/9 13:17
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神奈川県横須賀市で昨年10月、包丁で両親を刺して殺害したとする殺人罪と、指定薬物を含む危険ドラッグを使用したとする薬事法(現医薬品医療機器法)違反の罪に問われた次男、上地真二被告(37)の裁判員裁判の公判が9日、横浜地裁(鬼沢友直裁判長)で開かれた。検察側は懲役30年を求刑した。判決は16日。

検察側は論告で「殺害直前に危険ドラッグを使用し、父親に叱責されて激高した逆恨みによる身勝手で悪質な犯行。急性薬物中毒により刑事責任能力がいくらか低下していたことは否定できないが、使用した本人の責任が大きく、被告に有利な事情と考えるべきではない」と指摘した。

弁護側は「殺害当時の被告には責任能力が認められない。普段はおとなしく、極めて残忍な犯行との落差は薬物の影響を考慮しなければ説明できない」と述べ、無罪を主張した。

論告によると、昨年10月15日ごろ、横須賀市の自宅で、父の盛男さん(当時60)の首と、母の真理子さん(同61)の胸をそれぞれ包丁で刺し失血死させて殺害し、同15日ごろから18日の間、自宅で危険ドラッグを使用したとしている。〔共同〕

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