長崎72回目の原爆の日 市長、核兵器禁止条約へ参加求める

2017/8/9 11:18 (2017/8/9 11:41更新)
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 長崎は9日、72回目の原爆の日を迎えた。爆心地近くの平和公園(長崎市)では平和祈念式典が開かれ、追悼の祈りがささげられた。田上富久長崎市長は平和宣言で、国連で7月に初めて採択された核兵器禁止条約に日本政府が参加するよう改めて求めた。

原爆投下時刻に黙とうする参列者(9日午前、長崎市の平和公園)=塩山賢撮影
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原爆投下時刻に黙とうする参列者(9日午前、長崎市の平和公園)=塩山賢撮影

 市によると、式典に出席したのは被爆者や58カ国の代表ら約5400人。原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。

 平和宣言で田上市長は、「ノーモア ヒバクシャ」という被爆者の願いが核兵器禁止条約を生み出したとして「被爆者が長年積み重ねてきた努力がようやく形になった」と高く評価した。交渉会議に参加しなかった日本政府には「唯一の戦争被爆国として条約への一日も早い参加を目指し、核の傘に依存する政策の見直しを」と訴えた。

 安倍晋三首相は「核兵器のない世界の実現に向けた歩みを進める努力を積み重ねていくことが、私たちの責務だ」と述べた。核兵器禁止条約の採択には触れなかった。

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