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絶滅危惧シジュウカラガン、日本へ飛来1000羽超える

絶滅の恐れがある小型のガン、シジュウカラガンの日本への渡りを復活させようと活動する民間団体と八木山動物公園(仙台市)は9日までに、今冬の日本への飛来観察数が千羽を超えたと発表した。宮城県内で確認した。群れを維持する最低限の数といい、絶滅に歯止めがかかることが期待される。

「日本雁を保護する会」によると、シジュウカラガンはかつて日本で越冬していたが、主な繁殖地の千島列島に天敵のキツネが増えたため、1930年代に飛来数が激減。70年代は数羽の観察にとどまり、環境省が絶滅危惧種に分類している。

83年から同会と八木山動物公園が活動を開始。ロシア科学アカデミーの研究所と協力し人工繁殖したシジュウカラガン551羽を95~2010年にかけて、千島列島のエカルマ島で放した。

この結果、宮城県や新潟市の福島潟など全国での観察数が年々増加。13年度は計667羽に達し、昨年12月には宮城県大崎市の化女沼だけで1070羽が確認された。

同会の呉地正行会長(65)は「長年の活動の成果だ。越冬する水田の湿地の保全に取り組み、絶滅から少しでも遠ざけたい」と話した。〔共同〕

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