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肥満に関わるタンパク質特定 京大など、薬剤開発に期待

太りやすさに関わる体内のタンパク質を特定し、その働きを抑えると太りにくくなることを京都大などのチームがマウスで解明し、8日付の英科学誌電子版に発表した。

肥満の鍵になるとみられるこのタンパク質は「ニューデシン」。人にもあり、チームの太田紘也神戸薬科大研究員(分子生物学)は「肥満を抑える薬剤の開発につながる可能性がある」と話す。

チームによると、細胞間の情報伝達に必要な分泌性因子と呼ばれるさまざまなタンパク質の中に、肥満に関係するものがあることが既に知られており、この中から新たにニューデシンを特定した。

遺伝子を操作して、ニューデシンを作れないようにしたマウスに高脂肪の食事を与えると、約3カ月後に体重は約30グラムになった。一方、ニューデシンを持つ通常のマウスは、同じ食事で約40グラムになったため、ニューデシンは太りやすさに関わると判断した。チームは「10グラムはマウスでは大きな体重差」としている。

チームは、ニューデシンが脂肪の分解を促す交感神経の働きを抑え、エネルギー消費を抑制すると分析。そのため、ニューデシンを持つマウスは体内に脂肪が蓄積し、太ったとみている。〔共同〕

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