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伊藤園のトマト飲料、特許無効 カゴメが勝訴

知財高裁判決

トマト飲料の製法をめぐり、食品大手「カゴメ」が飲料大手「伊藤園」の特許無効を主張した訴訟の判決で、知的財産高裁(森義之裁判長)は8日、カゴメの訴えを認め、特許を有効とした特許庁の審決を取り消した。

伊藤園は2013年、糖度などを一定の範囲にすることで、甘味料を加えずにフルーツトマトのような甘みや濃厚な味わいを出しながら酸味を抑える技術を発明したとして特許を登録。現在この製法による飲料「理想のトマト」を販売している。

カゴメは「製法の定義が曖昧だ」として特許の無効を訴えたが、特許庁が有効としたため、知財高裁に提訴した。同様の製法を用いた「カゴメトマト100%」は14年に販売を終了している。

森裁判長は「(甘みや酸味だけでなく)苦みなどの要素の影響を踏まえた評価試験が必要」と指摘。特許の要件を満たしていないとした。

伊藤園は「商品の販売には全く影響がない。判決内容を精査して対応を判断する」と説明。カゴメは「業界全体のために曖昧な特許は認められるべきではない。妥当な判決だ」とコメントした。

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