2019年1月23日(水)

死亡は小1男児と祖父 福井のJR特急事故

2015/8/9付
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福井県坂井市のJR北陸線で特急しらさぎ1号にはねられて2人が死亡した事故で、県警は8日、亡くなったのは無職の西浦英俊さん(66)=同県勝山市=と、孫で現場近くに住む小学1年の塚田崚太君(6)と明らかにした。

坂井署によると、目撃証言から西浦さんは線路内に入った崚太君を助けようとして、2人ともはねられた可能性がある。崚太君の両親が仕事で外出し、西浦さんが8日朝から崚太君の面倒を見ていたという。

現場はJR丸岡駅から南に約200メートル。線路の東側には高さ約1メートルの金属製の柵があったが、西側にはなかった。

現場近くの男性(78)は午前10時すぎ、「キキキー」という列車のブレーキ音に続いて泣き声を聞いた。慌てて外に出ると、男の子が線路わきの柵をつかみながら「おじいちゃーん」と叫んでいた。理由を尋ねると、線路の方を指さしながら「弟があそこにいて」「弟が見当たらなくておじいちゃんが捜していた」と話したという。

西浦さんの自宅近くの男性(73)は「よく数人の孫を連れてスキー場に行っていた。とてもかわいがっていたのに残念だ」。知人の女性(76)は「健康に気を使い、毎朝夫婦で散歩していた。孫の世話をするため、子供の家に行くのを楽しみにしていた」と話した。〔共同〕

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