アイドル契約の女性「性的撮影要求」被害27% 内閣府調査

2017/2/8 22:47
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「モデルやアイドルにならないか」と勧誘を受けるなどして契約を結んだ10~30代の女性197人中、4分の1に当たる53人(27%)が契約外の性的な行為の撮影を求められる経験をしていたことが8日、内閣府の調査で分かった。うち17人は求められた行為をしたと回答した。

多くの若い女性が、アダルトビデオ(AV)への出演強要など性暴力の危険にさらされる可能性があり、政府は調査結果を踏まえ予防・啓発活動を強化する方針だ。

内閣府が若い女性を対象にこうした実態調査を行うのは初めて。担当者は「被害者が周囲に相談できず潜在化していることがうかがわれ、調査結果は氷山の一角だ。支援体制の充実や相談しやすい環境づくりを進めたい」と話している。

調査は昨年12月にインターネットで実施。15~39歳の女性2万人から、アイドルなどの勧誘を受けたり、自ら応募したりしたことがある2575人を抽出し、さらに実際に契約に至っていた197人に実態を聞いた。

契約時の年齢を複数回答で質問した結果、18~19歳が36.0%、20~24歳が32.5%、18歳未満が32.0%だった。

「契約時に聞いていない、あるいは同意していない性的な行為の写真や動画の撮影に応じるよう求められた経験がある」と回答したのは53人。うち17人は「求められた行為を実際に行った」と答えた。

契約外の行為を行った理由(複数回答)は「お金が欲しかった」(35.3%)、「契約書に書いてあると言われた」(29.4%)、「事務所やマネジャーら多くの人に迷惑が掛かると言われた」(23.5%)が目立つ。多くは周囲に相談できず、「恥ずかしかった」「家族、友人らに知られたくなかった」が主な理由という。〔共同〕

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