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アイヌ遺骨返還の意向 豪大使、道知事らに伝達

オーストラリアの博物館に保管されているアイヌ民族の遺骨を巡り、同国のリチャード・コート駐日大使は9日までに、札幌市内で高橋はるみ北海道知事、北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長と相次いで面会し、返還する意向を伝えた。在日豪大使館によると、2つの博物館に遺骨3体が保管されている。

オーストラリアのリチャード・コート駐日大使(左)と面会する北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長(右、8日午後、札幌市中央区)=共同

コート大使によると、博物館側が返還に同意していることを知事らに説明した。具体的な返還先や方法については、日本政府やアイヌ協会と交渉を進める。コート大使は「(返還への)前向きな動きを期待している」と述べた。

遺骨は国立オーストラリア博物館などが保管。いずれも頭骨で、1911~36年に東京帝大医科大(現東大医学部)の小金井良精名誉教授(故人)がオーストラリアの研究者に送ったとされる。

アイヌ遺骨は、かつて人類学の研究目的などで道内各地の墓地から集められた。阿部副理事長は面会後、「適切な地域へ返還したい」とし、持ち出された場所を確認する考えを示した。

海外のアイヌ遺骨を巡っては、ドイツの学術団体も日本側への返還を決めている。〔共同〕

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