2019年5月23日(木)

いじめの疑い、新たに8件 仙台中2自殺

2017/6/8 20:55
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いじめ被害を訴えていた仙台市立折立中2年の男子生徒(13)が4月に自殺した問題で、市教育委員会は8日、学校が全校生徒を対象にしたアンケートの結果、いじめの疑いのある事案が新たに8件判明したと発表した。持ち物を菌扱いされたり、集団で囲まれて悪口を言われたりしていた。

これまで市教委は、無視などいじめは8件、疑われる事案は1件あったとしていた。新たに分かった事案についても、事実確認を進める。

アンケートは5月に実施。全生徒の97%に当たる251人が回答し、うち約50人が男子生徒へのいじめを見聞きしたと記述した。「ある生徒がいじめに関わっていたのは確実。最低12人が関わっていた」「ほぼ毎日悪口を言われていた」との証言もあった。

男子生徒の遺族は、いじめは他にもあり、内容が不十分との趣旨のコメントを出した。

市教委は今後、常設の第三者委員会で、いじめと自殺との因果関係を調べる方針だが、委員6人のうち委員長を含む3人が、4月中旬までに任期途中で辞任の意向を示したことを明らかにした。新しい委員を選任する必要があり、調査の開始時期の見通しが立たないという。

男子生徒は4月26日、自宅近くのマンションから飛び降り死亡。生前、担任にいじめ被害を訴えていた他、教諭2人に口を粘着テープでふさがれるといった体罰を受けていた。〔共同〕

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