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脂肪肝発症、酵素も一因 岡山大、治療薬開発に道

肝臓の特定の酵素が働かないと、脂肪肝の発症や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)への進展につながることを、岡山大の和田淳教授(糖尿病学)のチームが8日までにマウスで突き止めた。

脂肪肝は過剰な飲食などが原因とされ、NASHはお酒を飲まない人でも脂肪分の取り過ぎなどで起き、肝硬変や肝がんになる恐れがある。

現在の治療の主流は食生活改善や運動、減量などだが、今回の発見により、治療薬が開発できる可能性があるという。成果は英科学誌電子版に掲載された。

この酵素はPEMTと呼ばれる。チームが、PEMTが働かないようにしたマウスと通常のマウスに、高脂肪・高糖分の餌を与えて飼育したところ、PEMTが働かないマウスは重症のNASHを早期に発症した。

岡山大病院の消化器内科を受診した患者の肝臓組織を調べると、PEMTが少ない人に、脂肪肝や脂肪肝炎が発症しやすい傾向があったという。

和田教授は「脂肪肝やNASHは生活習慣病で、近年増加傾向にある。発症の詳しい仕組みの解明や画期的な治療薬開発につなげたい」と話す。〔共同〕

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