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村上春樹さん「壁のない世界を」 独文学賞受けスピーチ

【ベルリン=共同】ドイツ紙主催の「ウェルト文学賞」の授賞式が7日夜(日本時間8日未明)、今年の受賞者の作家、村上春樹さん(65)が出席してベルリンで開かれた。村上さんは受賞スピーチで、今の世界には「民族、宗教、不寛容といった壁」があると指摘。努力すれば壁のない自由な世界を築くことができるとし、民主化を求め大規模デモを続ける香港の若者に「このメッセージを送りたい」と表明した。

村上さんは、東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」が崩壊してから9日で25年を迎えるベルリンは今回のスピーチにふさわしい場所だと語った。

自分たちを守るためにあるはずの壁は時には暴力的に他者を排除することになり、その典型がベルリンの壁だったと説明。「より良い、より自由な世界」の物語を語り続ける努力をすることが大切だと訴えた。

同賞はドイツ大手紙ウェルトが1999年、創設した。日本人では村上さんが初めての受賞。賞金は1万ユーロ(約140万円)。

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