訪日外国人犯罪3%増 1~6月6776件、中国籍最多

2016/10/8 21:11
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今年1~6月に全国の警察が摘発した来日外国人(永住者らを除く)の犯罪は6776件で、前年同期より198件(3.0%)増えたことが、8日までの警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。摘発人数は4825人で、19人(0.4%)減った。

警察庁が統計を始めた1980年以降、半期ベースの摘発件数のピークは2004年の2万4487件で、10年からは横ばい傾向となっている。摘発人数は05年の1万800人が最高で、11年から横ばいの状態が続く。

今年上半期の摘発件数を国籍別で見ると、最多は中国の2126件、次いでベトナムの1515件。摘発人数も中国が1553人、ベトナムが1020人で、いずれも両国で半数以上を占めた。

全体のうち刑法犯の摘発件数は4410件で、141件の増加。主な内訳は、窃盗犯が45件減って2781件で63.1%を占めた。殺人などの凶悪犯は4件減って74件、詐欺などの知能犯は57件増えて308件。

2366件の特別法犯は、不法入国などの入管難民法違反が63件増の1555件。薬物事犯が5件増の270件だった。

罪種別の摘発件数を国籍ごとに分析すると、ベトナムは全体で2781件だった窃盗のうち877件、42件だった強盗のうち16件で、いずれも最多だった。

窃盗の手口別では、万引き(1497件)はベトナムが53.0%に当たる793件を占め、侵入窃盗(533件)は中国が全体の半数近くの257件。前年同期は280件だった自動車盗が44件と大幅減になり、国籍別でブラジルが199件から4件、ベトナムが52件から1件へ激減した。〔共同〕

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