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作家の宮尾登美子さんが死去 「天璋院篤姫」

2015/1/7付
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共同

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小説「天璋院篤姫」「鬼龍院花子の生涯」など苦難を乗り越えて強く生きる女性たちを描いた作家の宮尾登美子(みやお・とみこ)さんが昨年12月30日午後9時17分、老衰のため東京都狛江市の自宅で死去した。88歳だった。告別式は近親者のみで行った。喪主は次女、環さん。

1926年、高知市生まれ。高坂高等女学校卒業後、代用教員となり、結婚後に夫と渡った中国東北部で終戦を迎えた。帰国後に作家を志し、生家と父母を描いた自伝的小説「櫂」で73年に太宰治賞を受賞。出世作となった。

その後も女性の生涯をテーマに多彩な作品を手掛けた。一絃琴に打ち込んだ師弟2人の女性を描いた「一絃の琴」で79年に直木賞、2009年には文化功労者に選ばれた。

1983年から84年に日本経済新聞夕刊で「天璋院篤姫」を連載。薩摩藩から徳川13代将軍、家定に嫁いだ篤姫の人生を描いた。同作品は2008年のNHK大河ドラマの原作にもなった。

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