2019年6月18日(火)

日航機事故の遺族「安全を最優先して」 成田で講演

2017/6/8 12:18
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520人が犠牲となった1985年の日航ジャンボ機墜落事故の遺族でつくる「8.12連絡会」事務局長の美谷島邦子さん(70)が7日、成田空港で講演し、格安航空会社(LCC)などの社員に「命を運ぶ事業者は安全を全ての業務に優先させてほしい」と訴えた。

成田が拠点のLCC、ジェットスター・ジャパンの安全教育の一環で、他の航空会社や空港の関係者にも呼び掛け約200人が参加した。

美谷島さんは講演で「私たちは安全を自分の目で確かめたい。可視化する仕組みを進めてほしい」と強調。「マニュアルになくても、状況変化に応じて命を守ることを最優先してほしい」と要望した。

亡くなった次男の健君(当時9)の思い出を語ると、会場からすすり泣きの声も。トルコ航空の地上職として働く女性(38)は「亡くなった520人の家族のそれぞれの日常が悲しみに変わってしまったことを実感した」と話した。

美谷島さんは講演後の取材に「たくさんの航空会社に対し、一緒に話すのは初めて。安全はどこの会社も同じ。考える一歩にしてほしい」と話した。〔共同〕

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