早朝までに子供殺害か 福岡の母子殺害、練炭で自殺偽装?

2017/6/7 22:43
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福岡県小郡市の住宅で中田由紀子さん(38)ら母子3人が殺害された事件で、司法解剖の結果、子供2人の死亡推定時刻は6日午前0~5時ごろだったことが7日、県警への取材で分かった。子供2人の死因はひものようなもので首を絞められたことによる窒息死だった。室内に燃えた練炭があったことも分かり、県警は犯人が自殺を偽装しようとした可能性があるとみて調べている。

一家は県警本部の警察官の父親(38)と由紀子さん、長男で小学4年の涼介君(9)、長女で小学1年の実優さん(6)の4人暮らし。県警によると、父親は6日早朝に出勤したといい、警察に対し「(出勤時は)3人とも寝ていた」と話している。県警は父親から当時の状況を聴いている。

子供2人は2階の寝室の布団の上でうつぶせに倒れているのが見つかった。父親は「いつも4人一緒に2階の寝室で寝ている」と説明。5日は午後9時ごろに就寝したという。

県警が子供2人を司法解剖したところ、死亡推定時刻は6日午前0~5時ごろとの結果が出た。2人の首にはひものようなもので絞められた痕があったが、首を絞めたとみられるひもなどは見つかっていない。由紀子さんの死亡推定時刻は6日午前0~9時ごろ。

1階台所であおむけに倒れていた由紀子さんの近くに、燃えた練炭があったことも捜査関係者への取材で判明。由紀子さんの頭部の一部は焼けていた。

父親から連絡を受けて様子を見に行った由紀子さんの姉は「妹が自殺している」と110番したほか、父親らは遺体発見当初、警察に「(由紀子さんが)育児で悩んでいた」などと話していた。

室内に荒らされた痕跡はなく、由紀子さんの姉が住宅を訪れたときには玄関の鍵は施錠されていなかった。県警は当初、現場の状況などから無理心中の可能性があるとみていた。県警は犯人が自殺に見せかけるため、他殺と分からないよう偽装した可能性もあるとみて捜査している。

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