エボラ感染疑いのギニア人女性、ウイルス検出されず
厚生労働省は8日、関西空港に7日到着した西アフリカのギニア国籍の20代女性について、エボラ出血熱に感染していないかを調べるため血液などを検査した結果、エボラウイルスは検出されなかったと発表した。
厚労省によると、女性は6日にギニアを出国し、ドバイ発のエミレーツ航空316便で関空に7日夕に到着。検疫所で発熱が確認された。
指定医療機関のりんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)に搬送され、迅速診断検査を実施。マラリア陽性と確認されていたが、念のため国立感染症研究所で血液などの検体を調べていた。