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「ネットストーカー」被害急増 SNS普及で中高生標的に

インターネット上に執拗な書き込みなどをして付きまとう「ネットストーカー」の被害が急増している。見知らぬ人と簡単につながる交流サイト(SNS)の普及が背景にある。被害は中高生に目立っており、専門家は気軽に個人情報を投稿しないよう警告している。

「死ね」「殺すぞ」。今年5月以降、東京都の高校1年の女子生徒(16)の元には、無料通信アプリLINE(ライン)で知り合った男(20)からこんなメールが1日100通ほど届く。

初めは好意を持っていたが、返信をしつこく求められ、ブロックすると男の態度が急変。事実無根のうわさを生徒の友人に拡散するなど、嫌がらせがエスカレートした。

ネットストーカーとは、ラインやツイッターなどのSNSやメールを使い、特定の相手に好意や恨みを募らせて嫌がらせを繰り返す行為を指す。

ネットのトラブル相談に応じる「全国webカウンセリング協議会」(東京)によると、相談件数は統計を始めた2012年は10件だったが、13年は97件と急増。その後も増加傾向で、16年は10月までで577件と既に過去最多となった。

内容はSNSで知り合った異性との問題が多い。「交際を申し込まれ、断ると『自殺する』とメッセージを送ってきた。アカウントを何度も変えているが特定されてしまう」(広島県の高3女子生徒)、「ブログで通学先を調べ、学校の校門で待ち伏せしていた。『一緒に帰ろう』と誘われ、断るとブログに脅しを繰り返し書き込まれた」(神奈川県の高1女子生徒)など。被害の大半は10代の中高生という。

全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は「ネット上に一度公開された個人情報は簡単に消せない。不特定の人が読むサイトには住所や連絡先は書き込まず、個人情報を含む時は公開範囲を『友人』に制限するなど自衛策も大切だ」と話している。〔共同〕

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