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介護福祉士の受験者半減 16年度、450時間の研修追加響く

1月に実施された2016年度の介護福祉士国家試験の受験者数が、15年度の半分の約7万6千人に落ち込んだことが分かった。今回から実務経験者を対象とした受験資格として、450時間の研修が追加されたことが主な原因とみられる。

受験資格の厳格化には、介護職の専門性を高めて給与アップなど処遇改善につなげる狙いがある。現場で中核的な役割を担う専門職の質の向上と人員確保とのバランスをどう取るか、難しさが浮かび上がる。

厚生労働省によると、1月29日に筆記が行われた国家試験の受験者数は7万6323人(暫定値)で、15年度の15万2573人から半減。合格率は例年6割程度で、実際に資格を取得する人も減りそうだ。

厚労省は今回の試験から、介護施設などで3年以上の実務経験を積んだ人に受験資格として、450時間の研修を義務化。15年度は実務経験者が資格取得者の9割近くを占め、この層が受験を見送ったとみられる。

研修の大半は通信教育だが、45時間の面接授業や医療的ケアの演習もある。厚労省は受講者や施設の負担を減らすため、研修費の貸し付けや研修中に代替職員を雇う助成金を整備。ただ業界全体がもともと人手不足の状態にあるため代替職員の確保が難しく、支援策が十分に機能していない。〔共同〕

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