老舗旅館・加賀屋で客15人食中毒 石川
石川県は6日、同県七尾市の老舗旅館「加賀屋」で夕食を食べた男女15人が腹痛や下痢などの症状を訴え、うち7人から食中毒菌の腸炎ビブリオが検出されたと発表した。10人が入院したが重症者はおらず、全員が快方に向かっている。
加賀屋は1906年に創業。全国の旅行業者が投票する「日本のホテル・旅館100選」では36年連続で1位に選ばれている。
県によると、15人は2日夜に刺し身など共通の食事をしており、県は旅館の主厨房を8日までの営業停止処分とした。加賀屋は「重く受け止め、深く反省する。食の安全の確保や信頼回復に努力したい」とのコメントを出した。〔共同〕
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