2019年2月24日(日)

最高裁裁判官国民審査も開票不正か 仙台、集計ミス隠蔽疑い

2015/1/6付
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仙台市選挙管理委員会は6日、昨年12月の最高裁裁判官国民審査で、青葉区での開票作業に不正があった疑いが強いと発表した。不在者投票などの集計ミスにより記録上の投票者数に比べて実際の票数が不足。架空の886票を有効票などに加算して、つじつまを合わせたと推定している。

青葉区では昨年末、衆院選小選挙区で同様の不正が発覚した。今回もミスの隠蔽が目的だったとみており、公選法違反容疑で関係者を刑事告発することも検討する。

発表によると、開票作業の終盤、発表済みの確定投票者数に比べて実際の票が1005票少ないと判明。差を埋め合わせるため500票は全裁判官を「信任」とみなす票に、残る505票を持ち帰り票として、つじつまを合わせたとみられる。

実際には、コンピューターで投票者数を集計する担当者のミスで、不在者投票をした874人と点字投票をした12人の計886人が二重に計上された。本当に持ち帰られ、開票所にない119票と合わせ、1005票の不足が生じた疑いが強い。

区選管の後藤秀一事務局長は記者会見し「市民の信頼を裏切る重大な事案を引き起こし、おわびしたい」と謝罪した。

小選挙区の調査に続き、今月2日から国民審査も再び確認して分かった。区選管の選挙課長ら計9人から事情を聴いたが、不正を認めた職員はいないという。〔共同〕

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