113地点で猛暑日、熱中症で992人搬送
大分や大阪で38度超

広く高気圧に覆われた日本列島は6日、強い日差しが照り付けて猛烈な暑さとなり、各地で最高気温35度以上の猛暑日となった。気象庁によると、今年の最高気温を更新した地点が全国で相次ぎ、猛暑日は全国929観測点のうち今年最多の113地点に上った。大分県や大阪府では38度超を観測した。
各地の最高気温は大分県日田市38.2度、大阪府豊中市38.1度、京都市37.9度など。東京都心は34.2度だった。
共同通信の全国集計によると、992人が熱中症とみられる症状で緊急搬送され、3人が意識不明の重体となった。
気象庁は7日も厳しい暑さが続くとみて、北海道から九州の広い範囲に高温注意情報を出して熱中症に注意するよう呼び掛けた。7日の最高気温は甲府、京都、大阪で37度、秋田、奈良で36度などと予想している。〔共同〕