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梶田さん、次は重力波 望遠鏡「かぐら」完成

今年のノーベル物理学賞受賞が決まった東京大宇宙線研究所の梶田隆章所長は6日、遠い宇宙から届く「重力波」を観測する望遠鏡「KAGRA(かぐら)」(岐阜県飛騨市)の第1期実験施設の完成に合わせて記者会見した。重力波はアインシュタインが約100年前に存在を予言。次の研究テーマに掲げる梶田氏は「世界初の観測につながる」と期待を寄せた。

かぐらは梶田氏が受賞の業績を出した観測施設「スーパーカミオカンデ」のある神岡鉱山跡に建設された。2015年度中に試験運転を始め、第2期施設が完成する17年度に本格的な観測を手がける。

米国や欧州にも同様の施設があり、試験観測がスタートするなど先陣争いが激しくなっている。梶田所長は「初観測がどの国になるかはやってみないとわからない。第2期が正念場になるのでがんばりたい」と語った。

重力波はブラックホールなどの非常に重い天体が動いたときなどに、周囲の空間が伸び縮みして波のように伝わる現象。アインシュタインが一般相対性理論をもとに存在を予言したが、観測されていない。

観測できるようになれば、ブラックホールなどの位置がはっきりとわかる。梶田所長は「重力波天文学という新たな学問につなげたい」と意気込んだ。

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