自動運転で事故、15年12月以降2件 警察庁調べ

2016/7/6 22:26
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自動ブレーキなど自動運転機能を過信したことが原因とみられる自動車事故が昨年12月以降、国内で少なくとも2件起きていたことが6日、警察庁への取材で分かった。実用化された自動運転機能を持つ自動車で、運転手の過信が原因とみられるケースは同庁が把握した事故の中で初めてという。

同庁によると、昨年12月、車間距離を一定に保つ「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」と自動ブレーキの機能を備えた乗用車が高速道路を走行中、渋滞で止まっていた前方の車にぶつかった。追突された車の運転手が軽傷を負った。

事故前、車間距離が縮まりすぎたため警告音が鳴り、ブレーキを踏んだが間に合わなかったという。運転手は「車内のテレビを見ていた」などと説明しており、前方不注意の疑いがある。

今年6月には国道を走行中の乗用車が信号待ちの車に追突。運転手は「自動ブレーキ機能で停車すると思っていた」との趣旨の供述をしており、直前までブレーキを踏まなかったとみられる。

国内での自動運転車の事故は名古屋大が開発中の自動運転車が公道走行実験中に自損事故を起こしたケースなどがある。

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