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神戸山口組、指定暴力団に 国家公安委が確認

国家公安委員会は7日、国内最大の暴力団山口組(神戸市)から分裂した神戸山口組(兵庫県淡路市)を、暴力団対策法に基づく指定暴力団とすることを確認した。これを受け、兵庫県公安委員会が同日午後に指定を決める。官報に公示される今月中旬に指定の効力が発生する。

新組織発足から約8カ月での指定は異例の速さ。警察庁が両組織の対立抗争を認定した今年3月以降も全国で発砲など事件が相次ぎ、手続きを早めた。

指定暴力団に対しては、公安委員会が不当要求の中止や組事務所の使用制限などを命じることができる。山口組は既に指定されているが、神戸山口組はこうした規制の対象外だった。警察は市民が巻き込まれないよう取り締まりを強化する。

指定には(1)組の威力を利用した資金獲得活動(2)犯罪歴のある組員が一定以上(3)階層的な組織構成――の3つの要件を満たす必要がある。本部事務所を管轄する兵庫県公安委から確認を求められた国家公安委が、専門家の意見を踏まえた上で、神戸山口組が指定暴力団に該当すると判断した。指定の効力は3年間。

警察庁によると、対立抗争を認定した3月7日~4月6日、両組織が絡む事件が21件発生。組事務所への発砲や車の突入など事件が凶悪化している。警察当局は今後、両組織を暴対法の「特定抗争指定暴力団」とすることも検討。都道府県公安委が定めた「警戒区域」で組員らが事務所に出入りするなどすれば即座に逮捕できる。

山口組と神戸山口組の昨年末時点の構成員と準構成員はそれぞれ1万4100人、6100人に上る。兵庫県公安委は6月に山口組の指定を更新する。

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