高校入試、追試験検討を インフルエンザ対応で文科省

2017/2/6 10:20
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高校入試の際にインフルエンザなどで体調を崩した生徒が無理して受験することがないよう、文部科学省が全国の教育委員会や私立学校に追試験の実施などを求める通知を出していたことが分かった。公立高入試を行う66都道府県・政令指定都市のうち、別日程で追試を実施するのは11府県市にとどまる。文科省は他の自治体にもこうした「特段の配慮」を求めた。

通知は昨年10月14日付で、全国の都道府県や政令市教育委員会などに出した。先行する自治体では別日程で独自に追試験を行ったり、2次募集と同じ日程・問題で追試験を実施したりしている。こうした取り組みを参考に、受験機会を確保するよう要請した。

文科省は昨年5~6月、公立高入試がある66都道府県市を調査。試験当日の別室での受験を64都道府県市が実施しており、昨春の入試ではインフルエンザにかかりながら計約2700人が別室受験した。一方、別日程で追試を行っていたのは11府県市で、昨春入試ではインフルエンザを理由に計124人が受けた。

実施していない自治体に理由を複数回答で聞くと、「日程的な余裕がなく実施が困難」(43%)が最多。「試験当日の別室受験で受験機会が確保できる」「本検査と追試の難易度に違いが生じ、公平性の確保が難しい」がそれぞれ22%で続いた。

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