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虫歯菌、脳出血に関与 新たな予防法に期待

虫歯の原因となる「ミュータンス菌」が、脳出血の発症にも関与していることを国立循環器病研究センター(大阪府)や京都府立医大、大阪大のチームが突き止め、英科学誌電子版に6日までに発表した。

関与しているのは、人体の止血作用を阻害する特殊なタイプのミュータンス菌。

同センターの猪原匡史医長(脳卒中学)は「日常の歯磨きが重要。病原性の高い細菌を選択的に減らせれば、脳出血の新しい予防法になる可能性がある」と話した。

血液中にある血小板は、傷口などに集まって出血を止める働きがある。

チームは、血管壁のタンパク質「コラーゲン」と結合し、血小板の止血作用を妨げる特性を持つミュータンス菌に着目。

脳出血患者の唾液に含まれるこのタイプのミュータンス菌を調べたところ、血管壁のコラーゲンと結合する能力が高い菌を持つ患者ほど、脳内の出血部位が多かった。

ミュータンス菌は口の中の血管から血流に乗り、脳の血管に到達。そこでコラーゲンに結合して炎症を起こし、止血作用を妨げたり血管をもろくしたりして、脳出血を引き起こすとみている。

チームによると、脳出血は脳卒中の一種で、塩分の取りすぎや生活習慣病が危険因子とされる。〔共同〕

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