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デング熱、揺れる週末 修学旅行のルート変更も

代々木公園のイベントは予定通り

(更新)

デング熱の国内感染が広がる中、デングウイルスを保有した蚊が見つかった代々木公園(東京都渋谷区)では6日、延期されるイベントがある一方で、主催者が虫よけスプレーを会場に置くなど対策をとり、予定通り開催する国際交流イベントもあった。「安全第一」として修学旅行のルートを変更する自治体もあり、対応は揺れている。

代々木公園では6日午前、「東京アジアカルチャーフェスティバル2014」が予定通り開かれた。都は4日、園内で採取した蚊からウイルスが検出されたため公園の大半を閉鎖したが、同イベントは閉鎖されていない南側区域が会場だ。

主催者は6日早朝から植え込みなど会場周辺に自主的に殺虫剤を散布。1週間前から買い集めた虫よけスプレー約500本や蚊取り線香などを用意し、蚊に刺されないよう注意を呼びかけた。

主催者の男性(52)は「来場者や出店者が蚊に刺されないよう万全の準備を心がけた」と強調。夫婦で訪れた世田谷区の男性会社員(46)は「必要以上に神経質にならず、気をつけながら楽しみたい」と話した。

一方、6~7日に在日ペルー人協会が開く予定だった「美味しいペルー2014」は12月にイベントを延期した。ペルーの音楽や料理を紹介する内容で準備を進めてきたが、デング熱の拡大を受けて「大事を取った」(担当者)。

東京を社会科見学や修学旅行の目的地にしている学校では訪問場所を変更する動きも出始めた。千葉市教育委員会によると、市立小2校が8日と12日にそれぞれ、代々木公園に隣接するNHKを社会科見学で訪れる予定だったが、いずれも見学先を変更した。

2校が見学することにしたのは、NHKから東に約4.5キロ離れた国会議事堂。学校側は市教委に「子供の安全を第一に考え、代替地を探した」と説明したという。

福井県勝山市教委によると、3年生が17~19日に東京方面を訪れる同市立勝山北部中は旅程に代々木公園付近の訪問先はないが、自由行動の際に「代々木公園には近寄らないように」と指導することにした。

港区は6日午前、明治神宮外苑で蚊の採取を始めた。感染した男性が蚊にさされたとみられる新宿中央公園(新宿区)から約3キロで、厚生労働省が調査を要請した。

区役所には休日の電話相談窓口も開設。ホームページでも感染が疑われる症状や予防方法について紹介している。保健所の担当者は「重症化するのはまれだが、心配な症状が出たら早めに病院を受診してほしい」としている。

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