抗菌薬使用抑制へ手引作成 厚労省、医師向け

2016/12/5 20:56
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 厚生労働省は5日、抗菌薬が効かない薬剤耐性菌への対策として、抗菌薬を適正に使うために医師向けの手引を作成することを決めた。抗菌薬の過剰な使用で耐性菌が生み出されるため、使用量を抑え、耐性菌の発生や拡大の防止を狙う。

 手引は、外来の患者を受け持つ医療従事者を対象に、日常的に診察する主な病気の治療法を解説する。風邪と診断されることもある「急性気道感染症」や「急性下痢症」の患者は、原則として抗菌薬を使わずに治療するように促す。

 抗菌薬を使うかどうか迷う状況でも適切に診療できる診断法や、患者や家族への説明の仕方も解説する。

 同省によると、日本は抗菌薬の使用量自体は多くないが、幅広い菌に効く特定の抗菌薬が大量に使われている。必要のない患者にも念のため処方するケースがあると指摘されている。同省は4月、抗菌薬の使用量を2020年までに3分の2に減らすことを目標とした行動計画を策定している。〔共同〕

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