LGBTに交流の場、渋谷区が開設へ 証明書交付1年

2016/11/5 23:22
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東京都渋谷区が、同性のカップルを夫婦と同等のパートナーとして公に認める証明書の交付を始めて5日で1年。全国に先駆けた取り組みとして注目を集め、4日までに16組のカップルを公認した。今月末には同性のカップル以外の性的少数者(LGBT)の悩みに応じるため、当事者が安心して集い、語り合えるコミュニティースペースの運営も始める。

渋谷区は昨年4月、同性カップルを結婚に相当する関係と認める条例を初めて施行。不動産業者や医療機関など区内の事業者に対し、証明書を持つカップルを夫婦と同等に扱うよう求め、家族向け区営住宅にも入居できるようにした。

交付第1号の会社経営、増原裕子さん(38)は「何かあったときに証明書が助けになるので、安心感が増したのを実感している」と評価。パートナーの東小雪さん(31)も「同様の取り組みがもっと全国に広まってほしい」と訴える。

区は今月29日、「#渋谷にかける虹」と称したコミュニティースペースを新たに開設。LGBTのパレードを毎年渋谷で開催しているNPO法人「東京レインボープライド」が運営を受託し、区内の文化施設で月1回程度集まりを開く。区内に住む当事者であれば参加は自由。普段感じている悩みや、直面する問題を話し合う場として期待される。〔共同〕

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