西表島全域を国立公園に 世界遺産登録へ保護強化

2016/2/5 21:33
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環境省は5日、西表石垣国立公園(沖縄)の区域を拡張し、八重山諸島の西表島全域(約2万9千ヘクタール)を国立公園に指定する方針を固めた。近く中央環境審議会で決定し、3月下旬をめどに官報で告示する。

西表島は、政府が2018年の世界自然遺産登録を目指す「奄美・琉球」(鹿児島、沖縄)の対象地域に含まれている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、登録の条件として対象地域の国立公園化など法規制による自然保護強化を求めており、環境省は区域拡張が必要と判断した。

西表島は現在、内陸部を中心とする全体の約3分の1の約1万800ヘクタールが国立公園に指定されている。だが、沿岸部を含む島の大部分にイリオモテヤマネコなどの固有種が生息していることに加え、観光客増加による環境への影響も懸念されていた。

国立公園の中で最も規制が厳しい「特別保護地区」は現在の約1800ヘクタールから約4600ヘクタールに拡張。建物が原則として建てられない「第1種特別地域」は全体の半分の約1万4600ヘクタールとなる。〔共同〕

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