2019年4月20日(土)

野生のスッポン、絶滅危惧種に 捕獲規制には直結せず

2016/7/5 21:20
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国際自然保護連合(IUCN)は5日までに、スッポンを新たに絶滅危惧種に加えた世界の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)の最新版を発表した。日本や中国、台湾などの状況を考慮したもので、野生のスッポンが食用や養殖用として捕獲され、個体数を減らしているのが理由。ただし養殖されている個体は多数いる。

スッポンは絶滅危惧種の3ランクの中では一番下の「絶滅の危険が増大している種」とされた。リストへの掲載が譲渡や捕獲規制に直結するわけではないが、保護に向けた注意喚起となる。

またIUCNによると、鹿児島県の奄美大島に自生するアマミスミレは同島の固有種で「ごく近い将来に野生で絶滅する危険性が極めて高い」とされ、3ランクの一番上になった。主な脅威は違法な採取で、環境省も絶滅危惧種に指定している。

国内に広く分布するニホンイタチは、生息地の都市化や外来種のチョウセンイタチとの競合によって減少しており、将来的に絶滅危惧種になる可能性がある「準絶滅危惧種」とされた。

今回は約8万3千種の絶滅リスクを新たに評価。3割の約2万4千種が絶滅危惧種に当たると判断した。日本自然保護協会は「3割が絶滅危惧種というのはショッキングだ。自治体や企業を含め、関係者の連携で保護活動に力を入れるべきだ」としている。〔共同〕

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