ジカ熱に感染の妊婦、3割で胎児異常 ブラジルで報告

2016/3/5 18:19
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蚊が媒介する感染症「ジカ熱」に感染した妊婦のうち、約3割で胎児の異常が診断されたと、ブラジル・リオデジャネイロの医師らのチームが4日付の米医学誌に発表した。流行地のブラジルでは小頭症の新生児の出生が急増し、妊娠中の感染に警戒が高まっている。

チームによると、2015年9月から今年2月の間、発疹や関節痛、頭痛や軽い発熱で入院し、ウイルス検査で感染が確認された妊娠5~38週の女性42人のうち、超音波検査で29%に当たる12人で胎児の異常が判明した。

内訳は、子宮内死亡2人、小頭症を含む発育不全5人、中枢神経の発達障害7人、羊水や血流の異常7人(重複を含む)。実際に生まれた8人の赤ちゃんでは、超音波検査で診断されていた異常が確認された。

一方、同様の症状で入院したが、検査でジカ熱に感染していないことが分かった妊婦16人では、胎児異常は見つからなかった。

チームは「妊婦の症状は軽いにもかかわらず、ジカ熱への感染は胎児死亡や発育不全、中枢神経の発達障害など深刻な結果につながるとみられる」と指摘している。〔共同〕

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