愛媛の親子殺傷、任意聴取の女自殺 警察から帰した後

2017/5/5 21:07
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愛媛県今治市の市営住宅で高齢の親子が殺傷された事件で、今治署捜査本部が4日に参考人として任意で事情聴取した近所の女が5日午前9時ごろ、同市内の建物内で自殺しているのが見つかった。女は30代で、捜査本部は近くの住宅で高齢女性が殺害された事件との関連も調べていたが、両事件の解明は遠のいた。一連の捜査の適否が問われそうだ。

捜査本部は、女が事件に関与した疑いがあるとみて4日に事情聴取を始め、関係先のマンションを家宅捜索。同日午後1時半ごろから同10時半ごろまで今治署で事情を聴き、同11時ごろ家族の元に帰した。逮捕状を請求していないが、5日も聴取を続ける予定だった。

捜査本部は女が5日朝まで過ごした場所を明らかにしていない。家族が同じ建物内におり、捜査員が迎えに行き、死亡しているのを家族とともに発見、遺書も見つかったという。捜査本部は事情聴取や遺書の内容も明らかにしていない。

市営住宅での事件は3日午前9時ごろ発生。住人の岡本久行さん(70)と母、ユキヱさん(92)が刃物で切り付けられ、ユキヱさんが死亡した。重傷を負った岡本さんは「知らない中年の女に刺された」と話した。

4月26日には約400メートル離れた住宅で、住人の越智サツキさん(81)が腹部を刺され死亡しているのが見つかった。

捜査本部は、親子の事件があった時間帯に現場付近の防犯カメラに映っていた女に着目、事件に使われたとみられる自転車などを調べていた。〔共同〕

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