五輪エンブレム「盗用は事実無根」 制作者が会見で否定

2015/8/5付
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2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムがベルギーの劇場のロゴと酷似しているとの指摘が出ている問題で、エンブレムを制作したアートディレクター、佐野研二郎さん(43)が5日、東京都内で記者会見し、「盗用と指摘されたことは驚いており、全くの事実無根」と述べた。

2020年東京五輪のエンブレムについて記者会見する佐野研二郎氏(5日午前、東京都港区)

2020年東京五輪のエンブレムについて記者会見する佐野研二郎氏(5日午前、東京都港区)

佐野さんはアルファベットの「T」と円を組み合わせ、正方形を9分割してデザインした過程を説明。「自分の知識と経験を集大成して考案し、仕上げた私のキャリアの集大成」と強調した。

酷似しているとされたロゴについては「正直似ていないと思う。デザインの考え方、出来上がり、背景の色とか違う」と指摘した。

佐野さんのエンブレムは国内外の応募作104点から選ばれ、7月24日に公表された。直後、ベルギー・リエージュ劇場のロゴのデザイナー、オリビエ・ドビ氏が「酷似している」と指摘。エンブレムの不使用などを求めた。

会見に同席した大会組織委員会のマーケティング担当者は「商標は問題ない。オリジナリティーについても全く問題ない」と説明。ベルギーのデザイナーへの今後の対応は「書簡が届いているので、国際オリンピック委員会(IOC)と協議する」と答えた。

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