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宇宙ストレス実験始まる JAXA、男性8人が施設内へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、国際宇宙ステーション(ISS)や宇宙船に長期滞在する飛行士のストレスを調べる実験を始めた。午前10時までに、4400人の希望者から選抜された一般男性8人が、筑波宇宙センター(茨城県)にある実験施設に入った。2週間にわたって閉鎖空間で共同生活を送ってもらい、ストレスによる体と心の変化を調べる。

施設は大型バス2台分ほどの広さ。管制室の指示によって、折り紙やパズルなどの単純作業や、ロボットの共同製作などの課題をこなしてもらう。食事はレトルトで、カプセルホテルのような2段ベッドで睡眠を取る。

5台のカメラで24時間観察し、精神状態を探るほか、血液や尿を採取して調べる。

ストレスは体調不良や判断力低下の原因となり、長期宇宙滞在の最大の課題とされる。現在、ISSに滞在している飛行士は、テレビ電話で医師が面談してストレスの度合いを判断している。実験で客観的な判断基準をつきとめ、対策に役立てる考えだ。

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