CERN、初の女性所長 イタリア出身のジャノッティ氏

2014/11/5付
保存
共有
印刷
その他

【ジュネーブ=原克彦】欧州合同原子核研究機関(CERN)は4日の理事会で、次期所長にイタリア出身の物理学者、ファビオラ・ジャノッティ博士を選出した。

質量の起源とされる素粒子「ヒッグス粒子」を見つける実験に取り組んだ実験グループ、アトラス(ATLAS)のプロジェクトリーダーを務めた実績がある。CERNでは初の女性所長。

12月の理事会で正式に任命し、2016年1月に就任する。任期は5年。ジャノッティ氏はミラノ大で博士号を取得。09年からアトラスのプロジェクトリーダーを務め、12年にヒッグス粒子とみられる素粒子の発見を発表し注目を集めた。

後にCERNはヒッグス粒子の存在をほぼ確実とし、粒子の存在を提唱した2人の科学者は昨年のノーベル物理学賞を受賞した。CERNでは巨大な円形加速器「LHC」を使う2つの実験チームがヒッグス粒子を見つける研究に取り組み、アトラスはその1つだった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]