還暦でも心は46歳、7割に「実感なし」 民間調査 - 日本経済新聞
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還暦でも心は46歳、7割に「実感なし」 民間調査

実年齢は60歳、でも精神年齢は46歳。まだまだかなえたい夢もある。プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険(PGF生命)が、今年還暦を迎える男女を対象にアンケートを実施すると、気が若く情熱を絶やさない生き生きとした姿が浮かび上がった。

インターネットを通じ男女千人ずつから回答を得た。「自分の精神年齢は何歳と感じているか」と尋ねると、平均は46.4歳(男性45.9歳、女性46.9歳)。肉体年齢は平均53.8歳(男性53.5歳、女性54.1歳)となった。

7割が「還暦を迎える実感がわかない」。8割が「赤いちゃんちゃんこを着ることに抵抗がある」としている。

「まだまだやりたいこと(夢や目標)があるか」という質問には、男女ともに4人中3人が「あてはまる」と回答。PGF生命の担当者は「この年代の人たちは『しらけ世代』とも呼ばれ、何事にも冷めている人が多いかと思ったが、熱い人が多い」と分析している。

今後の人生の不安は「身体能力の低下」(62%)がトップ。「年金制度の崩壊」(59%)、「老後貧困・老後破産」(53%)が続き、半数以上が老後資金への不安も抱えていた。

人生に影響を与えた作品を自由回答で尋ねると、上位に並んだのは、映画は「風と共に去りぬ」「卒業」「サウンド・オブ・ミュージック」。ドラマは「北の国から」「おしん」「ふぞろいの林檎(りんご)たち」「渡る世間は鬼ばかり」。小説は「青春の門」「竜馬がゆく」「こころ」「人間失格」だった。〔共同〕

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