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体内時計を調節する細胞、筑波大などが特定

筑波大とテキサス大の共同研究チームは5日までに、マウスの脳に体内時計を調節するペースメーカー役の細胞があることを突き止めたと発表した。24時間周期で睡眠や体温、血圧などを調節する体内時計は、脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)という場所にあることはわかっていたが、どの神経細胞によって調節されているかは特定されていなかった。

成果は睡眠障害などの診断や治療法の開発につながると期待される。4日付の米科学誌「ニューロン(電子版)」に掲載された。

視交叉上核には神経伝達物質や神経ペプチド(たんぱく質の断片)などを分泌する約2万個の神経細胞がある。

筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史機構長らは、視交叉上核の神経細胞の約4割を占め、「ニューロメジンS」という物質を作る神経細胞に着目した。

マウスの実験で、この神経細胞が持つ体内時計のリズムをなくすとマウスの行動が乱れた。この細胞から神経伝達物質を通して情報が伝わるのを阻害しても、行動にリズムがなくなった。

こうした実験からニューロメジンSを作る神経細胞がペースメーカーとして重要な働きをしていると結論づけた。

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