はやぶさ2探査の小惑星命名へ JAXA、公募も検討

2014/12/5付
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小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げに成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、目指す小惑星の命名に乗り出した。命名権を持つのは、小惑星を見つけた米国マサチューセッツ工科大のリンカーン研究所のチームだが、国中均JAXA教授は権利の譲り受けについて「ほぼ同意を得ている」と自信を示す。名付けの方法は公募も含め検討する。

はやぶさ2が目指す小惑星は「1999JU3」という味気ない名前だ。国際ルールに従って自動的に割り当てられた。

国際天文学連合によると、小惑星は発見された「年」「月」「順番」によって名前が決定。月は1月前半が「A」、後半が「B」、2月前半が「C」などとアルファベットが割り振られ、順番はアルファベットと数字の組み合わせで表される。1999JU3は「1999年5月1~15日にみつかった95番目の小惑星」を意味している。

一般に発見者が命名権を持ち、好きな名前を付けることができる。「クレオパトラ」「ベートーベン」「イタリア」「シカゴ」といった、よく知られた人名や地名などが小惑星の名前になっていて、「オキナワ」「リョウマ」のような日本ゆかりの名前もある。

初代はやぶさがサンプルを持ち帰った小惑星も当初は「1998SF36」だったが、はやぶさの探査対象となったことから、はやぶさチームが米国の発見者と交渉し、命名権を譲り受けた。はやぶさの打ち上げから約3カ月後の2003年8月、日本のロケット開発の父と呼ばれる故・糸川英夫博士にちなみ「イトカワ」と名付けた。〔共同〕

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