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七十七銀女川支店が再建 津波犠牲者の慰霊碑なし

再建した新店舗で営業を始めた七十七銀行女川支店(4日午前)=共同

東日本大震災の津波で行員ら12人が犠牲になった七十七銀行女川支店(宮城県女川町)が4日、再建した新店舗で営業を始めた。2011年3月の震災発生から約6年半を経た再出発だが、慰霊碑などのモニュメント設置やセレモニーの開催は見送られた。

慰霊碑について、同行は「設置時期や場所を検討中」とし、セレモニーの見合わせは「取引先企業の多くが再建途上にあることを考慮した」と説明している。

新店舗は、被災した旧店舗の跡地から約350メートル北側にあるJR女川駅前の商業エリアに建てられた。鉄骨2階建てで屋上はない。店舗内3カ所には町が指定した避難場所として高台にある女川小学校を示す看板が設置されている。

女川支店の行員だった長男、健太さん(当時25)を亡くした田村弘美さん(54)は「慰霊碑がないことを知り落胆している。地元のトップ企業として悲劇を語り継ぎ、企業防災に取り組んでほしい」と話している。

店舗前には4日、十数人が並び開業を待った。町内に住む60代の男性は「やっと日常が戻ったという感じだが、犠牲者が出たということはつらい出来事だ」と話した。

女川支店は巨大津波に襲われ、高さ約10メートルの屋上に避難した12人が犠牲になった。11年12月から女川町内の仮設商店街で営業していた。〔共同〕

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