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オキシトシンで自閉症の症状改善 東大チーム

他人との円滑な意思疎通が苦手な自閉スペクトラム症の成人の男性患者にオキシトシンというホルモンを投与し続けると症状が改善したとの臨床研究の結果を、東京大のチームが英科学誌ブレイン電子版に発表した。

重度の知的障害を伴う自閉症から、伴わないアスペルガー症候群まで幅広い症状を含む自閉スペクトラム症の有効な治療法になる可能性がある。

オキシトシンは視床下部などから分泌されるホルモンで、安心感や信頼感を育む作用があるとされている。

チームは20~40代の男性患者20人に対し、1日2回で6週間、オキシトシンをスプレーで鼻に噴霧。対人反応を検証し、磁気共鳴画像装置(MRI)で脳活動も観察した。その結果、オキシトシンを投与した後は一緒にいる人と会話したり、はにかんだりするなど反応が改善した。さらに、脳内の他人との交流に関わる部分が活発化した。

チームの山末英典准教授(精神神経科)は「女性や子供に対する安全性や有効性も確かめ、今までなかった自閉症の治療薬として実用化させたい」と話している。

〔共同〕

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