2019年1月20日(日)

世界最大級の恐竜化石、アルゼンチンで発見

2014/9/4付
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体長26メートル、体重59トンと推定される新種恐竜の化石を南米アルゼンチンのパタゴニア地方で発見したと、米ドレクセル大学などの研究グループが英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)で4日発表した。化石はほぼ完全な状態で、正確な体重を推定できた恐竜の中では世界最大としている。

南米アルゼンチンで発掘された巨大草食恐竜のすねの骨の化石と並ぶ米ドレクセル大の研究者=研究チーム提供・共同

南米アルゼンチンで発掘された巨大草食恐竜のすねの骨の化石と並ぶ米ドレクセル大の研究者=研究チーム提供・共同

発見したのは竜脚類ティタノサウルスの一種。大腿骨などの大きさから推定した体重はアフリカ象12頭分で、最大級の肉食恐竜ティラノサウルスの7倍にあたる。骨格の特徴などから「死んだ時も成長途中だった」(ケニス・ラコバラ准教授)とみられる。

大型戦艦名と研究出資者の名前にちなんで「ドレッドノータス・シュラニ」と命名された。

竜脚類恐竜は草食動物で、約6600万~1億年前の白亜紀後期に南半球を中心に生息していた。大きな脚が特徴で、長い首を利用して大型の樹木やシダなどを食べていたとみられる。

推定体重100トン前後とされる竜脚類恐竜アルゼンチノサウルスは骨の一部しか見つかっておらず、体重に誤差があるとみられている。今回は頭蓋骨を除く7割の骨が見つかり、ほぼ正確な体重が分かった。

(ワシントン=川合智之)

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