2019年7月18日(木)

胆道がん、4つに分類 国立がんセンター 患者のゲノム解析

2017/8/3 22:14
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国立がん研究センターなどの国際チームは3日、アジアに多い胆道がん患者のゲノム(全遺伝情報)などを解析し、胆道がんは4つに分類できるとの研究結果を発表した。世界10カ国の489人の患者で調べた。それぞれのグループで、がん細胞を殺すための標的となる分子も見つけた。同センター研究所の柴田龍弘分野長は「グループごとに最適な治療法を探ることが必要だ」と話す。

日本のほかシンガポール、タイ、中国、イタリアなどが参加した。解析の結果、主な原因遺伝子32種類を特定し、さらに遺伝子に表れる異常の違いなどから4つに分類した。

例えばあるタイプは、がんを攻撃する免疫細胞にブレーキをかける遺伝子が過剰に働いており、「オプジーボ」などの免疫薬が効く可能性があるという。

胆道がんは日本では年に約2万3000人が発症し、2万人弱が亡くなっている。5年生存率は30%以下で治りにくい。成果は有効な治療法の開発に役立つとみている。

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