2019年2月20日(水)

成田強制収用で補償へ 43年経過「闘争の象徴」

2015/2/4付
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成田空港建設で1971年9月に強制収用され、以来43年にわたり補償されないままになっている故小泉よねさんの宅地などについて、遺族と成田国際空港会社(NAA)は3日、NAAが補償に応じることで合意した。今後協議を開始する。小泉さんは成田闘争で唯一、自宅を収用されたため、闘争の象徴的な存在とされた。

千葉県などによると、強制収用を決めた県収用委員会が直ちに補償の裁決をしなければならなかったが、88年に同委員会会長が過激派に襲撃されて空港問題が取り扱われなくなり、協議されないまま先延ばしされていた。

2013年12月、小泉さんの養子、英政さん(66)が県などに協議申し入れ書を提出。国や県、NAAとの話し合いを続けていた。英政さんは3日開いた記者会見で「問題を残したままにしたくなかった。国などが謝罪し、解決するスタート台に立てた」と話した。〔共同〕

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